Feel Sounds

なにかつくったら書きます。

「GGJ2014」僕にとっての神ゲーを作った話

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48時間で世界中でゲームを作るお祭り「Global Game Jam 2014」通称GGJというイベントに参加しました。

無事48時間で遊べる形になりました。しかも現在も完成度を高めるため更新中!

そんな素敵なゲーム「みるみら」はここでDLして遊べます。飛んだページの下の方にzipがあります。

みるみら-MiruMirror | Global Game Jam

 

ちなみにPSVita版も開発予定!

 

以降ほぼブログ用に描いたメモをそのまま。

ぼくがかんがえたさいきょうのげーむができるまで

事前ミーティング

ミーティング前、チームのメンバーが公表され、ドキドキしながらミーティング場所へ向かう。

ドキドキしすぎて遅刻した。ついた頃には参加表明していたチームの人はほぼ全員揃っていた。

ごめんね!

 

それぞれ何をしているか、何を作りたいかみたいな話をして、簡単な役割分担を決めた。

ここで「2D横スクアクション」という指標ができて、お開き。

 

GGJ初日

素振りで曲作ってたら遅刻した!ごめんね!

移動するのもアレな感じで、ずっと微妙な位置に立ってオープニングみてた。

 

そしてテーマの発表。

“We don't see things as they are, we see things as we are.”

和訳はwikipediaより「私達は物事をあるようには見ないで、私達が在るように見ている。」

GGJ14 Theme! | Global Game Jam

 

ポカンとしながら少し会場の片付け手伝って、チームの部屋へ。

事前ミーティングにいなかった人向けに再度自己紹介をし企画会議へ。

企画会議

事前ミーティングででていた「2D横スクアクション」をひとまず伝えつつ、意見だしを始める。最初は視点切り替えで進んでいく、みたいなものからスタートして、可視光線、画面を回すなど、

途中では実績の一つ「コントローラーを変な使い方するゲームを作る」的なものから、コントローラーをぶっ壊すことで操作するみたいなアイディアも飛び出した。

突然、可視光線という言葉から鏡でブロックを反射し、その反射したブロックの上を移動するというアイディアを思いつく。

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この時根拠はないけど面白い!と思った。

 

色々紆余曲折はあったものの、最終的にここに落ち着き、世界観を全体的にポップな感じに決め制作を開始。

ここで決まっていたのはゲームのシステム、Windows向けのみに制作、画面は4:3、操作はキーボードのみ、個々の役割、GGJで完結という点。

 

この時、入れ替わりに予定のため離脱されていたゲームプログラマーの方に次の日決まったことを伝えることに。

これが後に訪れるターニングポイントだった。

ここから決めた役割で個人の作業に入る。

僕は足音に苦戦し4時間かかったりしたものの、2日めの朝には優先度の高い効果音をすべて作り終えた。

 

GGJ2日目

お昼までは仮眠したり壊れたりしながら、個人の作業を黙々と進める。

 

そしてお昼の1時頃。

離脱していたゲームプログラマーの方が合流、現在決まっている所を話し終え、逆転裁判が始まった。

 

決まっていたけど話していなかったことの確認や、実際の役割分担、プレイ時間、ここで作ったゲームをどうするかなどなど。

弁護されるというよりは検事さんに矛盾を指摘されて汗をかくタイプの話し合いが進み、最終的に「保守的すぎる」と一喝。

 

その後、リーダーである僕が決めていい、というのをオブラートに包まず言ってくださったのが背中を押し、一部仕様を変更することに。

 

要約すると、WindowsPSVita向けに変更、それに伴い画面はPSVitaと同じで16:9、キーボードとXboxコントローラーに対応。

ゲームはステージクリア型で、全ステージクリアで終了。

完成後はGGJサイトにアップロードし、それ以外は主に懇親会で遊ばれることを前提に、プレイ時間を5分以内、決まってなかったレベルデザインの担当を決める。

そして最終日12時までに本編完成、アップロード期限の17時にPSVita版完成という予定を立てる。

遷移図も書き、固まったところで制作を再開。

 

素材組は各自不足分、あとから必要だと判断されたものなどを制作し、

僕はメインBGMとクリアジングル以外を完成させ、午後7時半過ぎに帰路へ。

 

帰宅後夕飯を食べ、ベッドに入るとどっぷり眠る。

そうどっぷりと

GGJ最終日

 朝8時ちょっと前に起床。

寝 過 ぎ た

本編完成予定まで4時間。どうする俺。

会場で作業するよりも自宅でメインBGMなどは作ったほうがいいと判断し、Skypeに「作ったらいきます」と一言残し制作を開始。

 

一応の本業であるだけに変なものを作ってくわけにも行かない。

ポップでかわいい感じにするか、背景が夜明けっぽくて綺麗だったのでそれに合わせて静か目にするかで1時間半ほど悩むが、最終的にポップ路線へ。(BGMの最新版試聴用)

GGJ2014 Mirumira theme by Tetu_fs on SoundCloud - Hear the world’s sounds

残り2時間半でメインBGMを一応聴けるところまで持って行き、数分でクリアジングルを作り共有。

その後ヨタヨタと準備をし13時過ぎに会場へと戻る。

会場で話をしていると、タイトルBGMという存在自体を忘れていたことに気づき、急遽作ることに。

会場のマシンで40分ほどで制作。

その後ちょこっと人助けを30分ほどはさみ、一部音周りの修正などをする。

 

その後はテストプレイや意見だし、暫定版アップロード後は片付けながら、プログラムを発表五分前まで書き続けてくれた方をチーム皆で見守り、発表へ!

発表&懇親会

僕がマイクを握り、謎テンションで色々話し忘れてプログラマーの方に色々と補足を入れてもらいながらゲームの実況をする。

発表当時のバージョンの動画


みるみら - MiruMira - YouTube

 

 

 

説明の後実際に動いてる様子を見てもらうと会場から「おぉ!」という声が上がりニヤッとしていた。

懇親会でも好評で、自分たちが作ったものを面白がってもらえる、頭を使って何度も挑んでくれるのは素直に嬉しかった。

 

来年も、こういうものが作れたらいいな、と思えるGGJ2014でした。

そんな素敵なゲーム「みるみら」はここでDLして遊べます(繰り返し)

みるみら-MiruMirror | Global Game Jam